自動車保険「車両保険は必要か?」
免責金額&等級ダウン損益分岐点シミュレーター
「年式が経った車にも車両保険は必要?」「ちょっとした擦り傷で保険を使うと将来いくら損する?」
免責金額(自己負担)と3等級ダウン事故ペナルティ(事故有係数3年間)を自動逆算し、「使うと損する境界額」と「自己資金で備える最適解」を判定します。
1 車両の時価額と現在の等級
※保険証券の「車両保険金額」を入力。全損または分損時に支払われる上限額です(入力例: 100万円)。
2 年間保険料の見積もり比較(入力例・お手元の証券)
※上記金額は現在の等級(20等級)における年間保険料の入力例です。お手元の保険証券やダイレクト保険の一括見積もり額に書き換えてください。
3 想定する事故・修理費用
修理費が 17.8万円 以下の場合、保険を使わず自腹で直した方がトータル手出しが少なくなります。
💰 車両保険を外して「自己資金で備える」場合
等級ダウン・事故有係数ペナルティの年次推移(3年間)
事故で保険を使った場合と、無事故を継続した場合の年間保険料シミュレーション
| 経過年 | 無事故継続の場合 | 保険を使用した場合 | 差額(保険料値上がり額) |
|---|---|---|---|
| 3年間の保険料値上がり累計ペナルティ(トータル損害) | +128,000 円 | ||
車両保険タイプ別 補償範囲&向いている人の特徴
| 補償される事故原因 | 一般型(フルカバー) | エコノミー型(限定危険) | 車両保険なし |
|---|---|---|---|
| 車対車の衝突事故(相手が確認できる) | ◯ 補償される | ◯ 補償される | × 全額自腹 |
| 単独事故・自損事故(電柱・ガードレール) | ◯ 補償される | × 補償されない | × 全額自腹 |
| 当て逃げ(相手が特定できない衝突) | ◯ 補償される | × 補償されない | × 全額自腹 |
| 火災・爆発・盗難・いたずら・落書き | ◯ 補償される | ◯ 補償される | × 全額自腹 |
| 台風・洪水・高潮・飛来中の飛石 | ◯ 補償される | ◯ 補償される | × 全額自腹 |
| 地震・噴火・津波(特約なしの場合) | × 対象外(特約必須) | × 対象外(特約必須) | × 全額自腹 |
| おすすめできる人 | 新車購入3年以内、残クレ・ローン残高が多い、運転初心者、自己資金が50万円未満 | 年式4〜7年、日常的に運転する、自損事故は起こさない自信があるが水害や追突は怖い | 年式8年以上(時価50万以下)、貯金が100万円以上あり全損でも買い替えられる |
年式低下による「車両保険金額の減価償却トラップ」
車両保険金額は新車価格ではなく「現在の市場流通時価(協定保険価額)」で設定されます。 新車時に300万円だった車も、7年経過すると時価額は50万〜60万円程度まで低下します。 にもかかわらず車両保険料が年4万円かかる場合、わずか3年で12万円(時価の25%)もの保険料を支払うことになります。 時価額が50万円を切った段階で「車両保険なし+自己積立」への移行を検討するのが定石です。
保険料を劇的に下げる「免責金額 10-10万円設定」
免責ゼロ特約をつけると保険料が一気に跳ね上がります。 しかし、本ツールの計算通り「15万円以下の小破は等級ダウン損になるためそもそも保険を使わない」のが合理的です。 そのため、免責金額を「1回目10万円 / 2回目10万円」に引き上げても実害はほとんどなく、年間保険料だけを1万〜2万円安く抑えることができます。