代表的な年金受給モデル(1クリックで入力例をセット)
現役時代の働き方や世帯構成に応じた標準的な受取見込み額を反映します
受給開始年齢・見込み年金額の設定
65歳受給時を基準として比較繰り下げ増額率: +42.0%
※満額で約81.6万円/年(月約6.8万円)
※標準会社員で約120〜150万円/年
※加給年金をもらうなら基礎のみ繰り下げが定石
※厚生年金を繰り下げ待機中は加給年金が完全停止(受取不可)
※支給停止基準額: 50万円(2026年10月現行基準)
額面分岐は「81歳11ヶ月」、手取りベースの真の分岐点は「84歳4ヶ月」
税・社会保険料の累進負担により、元を取るまでの期間が約2年5ヶ月後ろ倒しになります
到達年齢別の手取り累計受給額 推移比較テーブル
受給開始年齢ごとに、長生きした場合の受取総額(手取りベース)を横並び比較
| 受給開始年齢 | 手取り月額 | 70歳時 | 75歳時 | 80歳時 | 85歳時 | 90歳時 | 手取り分岐点 |
|---|
※手取り額は、公的年金等控除・基礎控除・所得税・住民税・国民健康保険料/後期高齢者医療保険料・介護保険料の概算を控除して算出。配偶者控除や医療費控除等により個人差が生じます。
年金受給時期の判断基準:3大盲点とプロの定石
損益分岐点だけでなく、老後の健康状態・キャッシュフロー・制度リスクから総合判断
60歳〜64歳での繰り上げは生涯減額(最大-24%)となるだけでなく、「以後は障害基礎年金の請求ができなくなる」、「夫死亡時の寡婦年金が受け取れなくなる」などの重大な制約があります。生活防衛資金が完全に尽きない限り、繰り上げは慎重に判断すべきです。
70歳・75歳まで繰り下げて年金年額が200万円(単身)を超えると、75歳以降の後期高齢者医療の自己負担割合が1割から「2割」または「3割(現役並み)」へ跳ね上がるリスクがあります。持病や通院頻度が高い方は、額面の増額分が医療費負担増で相殺される点に注意が必要です。
年下配偶者がいる場合、厚生年金は65歳から受給して「加給年金(年約41万円)」を満額確保し、基礎年金だけを70歳まで繰り下げて生涯増額(+42%)を勝ち取る「ハイブリッド方式」が最も手堅く、損益分岐点も早まります。