主要SNS画像サイズとアスペクト比の正しい選び方
1. X(旧Twitter)で文字切れを防ぐ「セーフエリア」の考え方
Xのリンクカード(OGP)は推奨解像度が「1200 × 630px(比率 1.91:1)」ですが、ユーザーが使用する端末(iOS、Android、PCブラウザ)やタイムラインの表示モードによって、**上下や左右が数%〜10%ほど自動クロップ**されます。
重要なキャッチコピーやロゴ、人物の顔は**「外周8%〜10%の内側(セーフゾーン)」**に収めて配置するのが、クリック率(CTR)を落とさないためのプロの鉄則です。
2. Instagramは「1:1(正方形)」から「4:5(縦長)」の時代へ
かつてInstagramといえば正方形(1:1 / 1080×1080px)が主流でしたが、現在フィード投稿で最も効果的なのは**「4:5(1080×1350px)」**です。スマートフォンの画面を縦方向に大きく占有するため、スクロールの手を止めやすく、保存率・いいね率が平均して20〜30%高くなります。
ただし、プロフィールの投稿一覧(グリッド表示)では中央の正方形部分のみがトリミング表示されるため、タイトル文字は必ず**「中央の1:1枠内」**に収まるようにデザインしましょう。
3. YouTubeサムネイルとShortsの解像度設計
通常動画のサムネイルは**「16:9(1280×720px)」**、ファイルサイズ2MB以内が標準です。右下には動画の再生時間(タイムスタンプ)が黒帯で重なるため、**「右下には重要な文字やテロップを絶対に置かない」**ことが最重要ポイントです。
一方、YouTube ShortsやTikTokは**「9:16(1080×1920px)」**のフルスクリーン縦型です。右側にいいね・コメントボタン、下部にアカウント名とキャプションが重なるため、中央〜やや上部に主題を配置するのが基本です。
よくある質問(FAQ)
Q. 画像形式はPNGとJPEG、WebPのどれで書き出すべきですか?
A. 文字やロゴ、イラストが主体のバナーはエッジがぼやけない「PNG」が最適です。写真主体の場合は容量が軽くなる「高画質JPEG(品質85〜90%)」が推奨されます。自社WebサイトのOGP画像にはPNGまたはJPEGを使用するのが最も互換性が高く安全です。
Q. CSSのaspect-ratioプロパティを使うメリットは何ですか?
A. 昔のように「padding-top: 56.25%」などのトリッキーなハックを使わずに、要素の縦横比をレスポンシブに固定できます。また、画像の読み込み前にブラウザが表示領域の高さを確保できるため、ページのガタつき(レイアウトシフト: CLS)を防ぎ、Core Web VitalsのSEOスコアが向上します。